独立してしばらく「仕事を受けるのがこわい」状態でしたが、そろそろ克服しそうなので、忘れる前に色々まとめておきたいと思います。
もくじ
「仕事を受けるのがこわい」のはあなただけじゃない。
こんにちは。独立してそろそろ丸三ヶ月になります。sawasawa(@sawasawa0)です。
今回は、わたしと同じように会社をやめて、フリーランスとして独立したての方に向けて書きたいと思います。
先日、独立したての人とお話しする機会がありました。
そこで、こんなことを言われたんですよね。
「仕事を受けるのがこわいんです。なんか、今の生活の自由さが急になくなってしまいそうで・・・。」
なんとなく、わたしも早く仕事を受注しなきゃ!と焦る反面で、少し億劫な気持ちがありました。アクセルを踏まなきゃいけないのに、同時にブレーキも踏んじゃってる的な。
あ、自分のモヤモヤの正体はこれかー!
と、気づいたのと同時に、もう一つ気づきました。
これって自分だけじゃないんだ!
「仕事を受けるのがこわい」のはどうしてか
よくよく考えてみると、
当面の生活に困らない貯蓄があれば、それが減っていく恐怖はあるにせよ、比較的自由に過ごすことができます。
また、すでに仕事とお客さんがある状態での独立(当然こっちの方が望ましい)とは違って、
- どのように仕事を回していくのか
- どのようなお客さんと付き合っていくのか
ということについて、白紙から考えていくわけです。
自由にできるがゆえにバラ色に思えていたことが、現実に落とし込むにつれて次第に色あせていく。
仕事を受けるということは、漠然と思い描いていた独立のイメージを一度手放すということなってしまう。
そのことを無意識に怖がっているのではないでしょうか。
- 自由がなくなるのが怖い
- 本当に仕事を遂行できるかが怖い
- いいお客さんに当たれるかが怖い
もし、あなたが、
「独立したんだけど、イマイチ気持ちが乗らない。このままじゃいけないのは分かっているんだけど」
という悩みを抱えているのであれば、もしかしたら、心の奥底にこのような気持ちがあるのかもしれません。
「仕事を受けるのがこわい」を克服するには?
さて、冒頭で述べたように、わたしは「仕事を受けるのが」怖いを克服しつつあります。
克服の方法を3つ挙げると、下記のような感じになります。
- 現実を見据える
- 同業者やすでに独立してやっている人の話を聞く
- 営業する
現実を見据える
わたしの場合、プロフィール等に書いているように、妻と二人の子どもを抱えて会社を辞めています。
正直「怖い」とか言っている場合じゃないです。
今「怖い」ものよりも、このままでいたら将来起こるであろう「もっと怖い」をなんとか回避しなければならない。
より強い恐怖で、今のぷち恐怖を追い出しましょう。
同業者やすでに独立してやっている人の話を聞く
ただ、怖いばっかりで自分に発破をかけても、長続きはしないでしょう。
人間誰しも、「よくわかんないもの」は怖いです。
なので、実際に独立してやっている人が、どのように仕事を受けて生活しているのかを教えてもらうと、現実的なイメージができて、「怖い」気持ちは薄れていきます。(ただし、きちんと生活が成り立っている相手を選ばないと駄目です。)
わたしが頂いたアドバイスで、特に心に響いた言葉をシェアしておきます。
「最初の仕事を受けてから軌道に乗るまではやっぱり苦労する。でも、自分が考えて作り出した仕事で、初めてお金をもらう時は、きっと人生で感じたことのないくらいめちゃめちゃ嬉しい気持ちになるよ。」
改めて書きながら、いいアドバイスを頂いたとしんみりする。。。
身近にそうした知り合いがいない方は、月並みですが、コワーキングスペースや異業種交流会などで、相談できそうな方と知り合うところから初めてみたら良いと思います。
正直に、自分が駆け出しであることを話すと、いろんな人が親切にしてくれると思いますよ。(わたしも、親切にできるようになりたい)
営業する
あとは、実際にお客さんになってくれそうな人たちの話を聞くのが良いと思います。
わたしの場合は、幸いにもたくさんの人に
「おもしろい」
「ニーズあるよ」
と言ってもらいました。(社交辞令?)
なので、一旦は方向性は間違っていないと仮定し、どんどん営業をかけていこうと思います。
お客さんや仕事の輪郭が定まってくると、少しずつ「怖さ」が薄れていきますね。
まとめ
ということで、「仕事を受けるのがこわい」の克服法でした。
これから仕事が軌道に乗ってしまえば、わたしは、このようなことを考えていたことを忘れてしまうような気がしたので、この記事を書きました。
そもそもですが、「仕事を受けるのがこわい」というのは、「仕事が来ないかもしれないのが怖い」よりも小さな恐怖であり、あまり気がつかないかもしれません。
しかし、それに気づかないまま、無意識に足踏みをしているのであれば、独立するとこんなこともあるよということを知ると、次の一歩を踏み出しやすくなると思います。
この記事がそのような悩みを克服するきっかけになれれば幸いです。