えーと、どうもsawasawa(@sawasawa0)です。
8月末で会社を退職し、フリーランスとして独立することにしました。
やってはいけないパターンでの独立
さて、会社員が独立する場合の王道パターン(というか条件)としてよく言われることをまとめるとこんな感じになる。
- すでに本業とは別に活動をしていて、収益を上げている。(顧客がすでについている)
生活できるほどの収益を稼いでいるか、投下時間を増やせば収益増加に直結する見込みがある。 - 当面の生活資金分の貯蓄があり、大きな借金はない。
- 独身であるなど、失敗した場合に0からやり直すことが、可能な状態である。
見出しでお察しいただけると思いますが、自分の現状はこんな感じ
- 本業以外の収益はない。
- 1年分の生活資金はあるが、住宅ローンを背負っている
- 先月次女が生まれたばかり(!)
我ながら、かなり控えめに言って、ずいぶん思い切った(頭の悪い)独立の仕方をしたなーと思っている。(後悔は今のところしていない)
30代前半になり、今後「このまま会社員で居続けたいのか」ということを真剣に考えたときに、
会社の中でのキャリアの節目となったこともあり、このタイミングの独立を決断した。
キャリア
ブログ等に書いたことはなかったが、これまでは食品小売に勤めていた。
3年の現場経験の後、本部勤務となり、業務部門のシステム発注者としてキャリアは積んだ。
発注先は子会社だったので、そちら側の仕事を手伝ったりもして上流工程はだいたい網羅した。
一方で、本ブログを見ての通り、特に2012年あたりから創作活動をする余裕がなくなり、そちら側はストップしている。
ただ、マンガやイラストを描く上で、「読み手にわかりやすい表現とは何か」ということをやってきたことは、本業に役立ったと感じている。
もう少し語ると、どこの業界もそうだが、食品小売の現場は人手不足である。
業務システムを活用して現場の生産性を上げるということについて、
戦略立案から関わることができ、そのあたりは今後に活かせると思う。
これまで積んできたキャリアについては、またどこかで書きたい。
これからやりたいこと
まず大きな目標として、マンガをつくる会社を立ち上げたい。
イメージは、バクマン。の七峰透が立ち上げたシンジツコーポレーションのような会社をつくり、
それなりにきちんとした労働環境で、たくさんのクリエイターが会社員としてマンガ制作ができるようにしたい。
佐藤秀峰先生や株式会社フーモアさん、有限会社エアーダイブさんが、私の行きたい道の先を走っていると思っている。
叶うのなら、直接お会いしてお話を伺いたい。
一方で、当面の目標は、創作活動で飯を食えるようになること。
これまで積んできたキャリアとやりたいことの掛け算で、
自分ならではの収益を上げていく方法を模索していくことが、現時点での最適解だと思っている。
つまり、IT×生産性向上×地方(札幌)×マンガ・イラストで、収益を生み出せるところを見つけていきたい。
今後について
素人同然の自分が、独立して飯を食えるようになるまでの経緯を綴っていこうと思っている。
客観的に見て、なんの才能もない普通の人間が、
会社員を辞め、まだ食える見込みのないところから、
どのようにして、いっぱしのフリーランスになったのかということは、
私と同じように独立したいけど、自信がない人にとっては有益なコンテンツになると思う。
(私がいっぱしのフリーランスに「なれれば」だが)
すこし更新のペースを上げて、その時その時の現状について書いていきたい。