1/7-14の足掛け8日間 株式会社シェアデザイン様主催のイベント 図工ラボ2018冬休みに参加しました。
こんにちは。sawasawa(@sawasawa0)です。
大人の女性にはモテませんが、小学生の女の子には大人気です。きっと、珍獣だと思われているんでしょう。
もくじ
図工ラボとは
小学生の子どもとそのご両親を対象に、一緒に工作を体験できるイベント。
毎回異なるテーマで自由研究がその場で完成する授業を行うという、夏休みと冬休みのたびに、子どもの自由研究に悩む親にとっては、大満足の神イベントなのです!!
参加の経緯
主催の株式会社シェアデザイン様が運営するコワーキングスペース「ものづくりオフィスshare」に昨年からお世話なっていて、
代表の齊藤さん:図工ラボやらない?
わたし:いいっすよwww!!
という感じで、勢いだけで参加を決めました。(後悔は激しくした)
どんな授業をやるか考える
さて、図工ラボの授業は、何をやるか、どうやってやるかまで、講師が自分で考えます。
やるからには、ちゃんとしたクオリティの授業をやらないといかんよなぁ。
ということで、
「子どもと親が喜ぶ授業ってどんなものか」ということを考えました。
今回出るに当たって、夏の図工ラボで潜入調査をしてきました。
新鮮な驚きだったのが、工作ができた瞬間の子どもの表情です。
何とも言えない嬉しさで満面の笑顔になっている!
小学生にもなれば、だいぶ世間擦れしてきて、ちょっとやそっとじゃ喜ばない(失礼)イメージでしたが、
全然そんなことはなかった!
なんなの!そのうれしそうな顔!?
かわいい!! ほっこりするわ!!!
ということで、自分の授業でもこのような喜びの瞬間をつくるために、潜入調査の結果から、子どもが喜ぶ3条件を考えてみました。
子どもが喜ぶための3条件
- 動く・光る・音がなる・ふしぎな現象がおきるなど、感覚に訴える面白さがあること
- 完成した直後から遊べること
- 自分でカスタマイズできること
また、親にとって良い授業ということについては、自分が親の立場になったので、想像しやすかったですね。
親が喜ぶための3条件
- 子どもが喜んでいること
- 学校の宿題が完結すること
- こどもと一緒に体験を共有し、知見を広げること
有料の講座だし、元が取れる品質を担保しなきゃ。
一方で、材料の調達やその費用はすべて自分持ちなので、元が取れるようにコスト管理をしていく必要があります。期間的に年末が近いので、あまりマニアックな材料を使うと調達が滞るリスクもあります。
お客さんに喜んでもらう。自分の利益は確保する。
両方やらなくちゃいけないのが、講師の辛いところだよな!
上記を念頭に、3つの授業を企画・運営しました。
私が実施した授業
① ふしぎなエコーマイクをつくろう!
バネの振動によってエコーがかかるマイクを作る。工程が簡単な割には、大人でも驚くような面白い音が鳴ります。
確か昔学研の科学と学習でやったような気がするのを、記憶を頼りに組み上げました。
バネは無理言って、北海道中の●ーマックさんから在庫を集めてもらった。
② うしろが見えるゴーグルをつくろう!
上記リンクの自由研究を参考にしつつ、
半透明の素材の透明度を下げて、反射率を上げるとともに、
子どもが喜びそうなカッコいい形のフレームを作れるようにしました。下敷き + ストローはちょっと、ね?
半透明の素材の確保が難航しました。
③ コインが消えるマジック貯金箱をつくろう!
消える貯金箱の工作も、インターネット上にはいくつかサンプルがあったが、
多くが、箱を工作用紙で作ったりしていて、あまりカッコいい出来栄えになっていなかったので、その辺りを差別化できるように考えました。
レーザーカッターで穴あけ加工したクラフトボックスに光沢のある布を貼ることで、
本物の手品グッズのような質感のものを作れるように工夫しました。
意外とタネがばれない!
テキストについて
また、テキストについては、最新のコロコロコミックを買ってきて、今時の子どもに受け入れられそうなキャラクターをデザインし、解説させるようにしました。
スーパーマリオくん。まだやっていたのか!(オデッセイ編が始まっていた)
結果
事前準備をしていく中で、年末で物資の調達に難航したり、そもそも自分が工作が苦手(なんで引き受けたし)で、材料の加工に失敗したりと、なかなか大変でしたが、
無事に全日程終了でき、売上もおそらく一番とのことでした。
当日の子どもたちや親御さんの様子から、十分満足いただけたのではないかと思っています。
やってみるまで不安でしたが、
自分が仮説を立てて実施した方策が受け入れられたことはとてもうれしかったし、自信につながりました。
子どもの笑顔に癒やされる、良いイベントでした。
次回の参加は未定ですが、また参加したいです。